【実例も交えて解説】メタバースライブの収益化について


メタバライブWorksのDJシュンです!
今回は、メタバースライブの収益化についてのお話です。

「音楽がやれるなら、別に無償でもいい!」
という方もいらしゃるかと思います。
しかしどうでしょう、もしあなたが収益化できたら、

  • 欲しい機材が買える
  • 欲しいアバターやワールドが買える
  • リアル世界で箱を借りてライブができる

こうなったほうが、楽しくないですか?

また、ビジネスとして取り組むには収益化は必須条件。
収益を得られれば、それだけクオリティの高いライブができます。
特にトラッキング関連は多くの企業にとっても、
技術的、コスト的ハードルが高いです。
そこを押さえたら、大きなアドバンテージになるでしょう。

「しかし、どうやって収益化すればいい?」

現在最もメタバースでライブを演っているメタバライブWorksが、
メタバースライブの収益化方法を解説します。

 

ライブチケットを販売する

リアル世界のライブでも定番ですね。
この方法は一般的にも普及しているため、多くのお客さんに受け入れられやすいです。

現在公式としてこの方法に対応しているプラットフォームが、clusterです。
現在はβ版として公開されており、法人のみが利用できます。
有名Vtuber・輝夜月などが有料イベントとしてライブを開催しています。

>>>外部リンク:cluster.有料チケット機能β版公開!

JM梅田ミュージックフェスでもチケット販売をしていましたね。
私も見に行きましたが、まだプラットフォームとして、イベントとして完成度は低い印象…
(今後に期待)

>>>外部リンク:JM梅田ミュージックフェス

 

メリット

  • すでに普及している収益化方法なので、受け入れられやすい
  • 人気・知名度があれば、すぐに収益化しやすい
  • グッズの販売や投げ銭などで、他でも収益化できる

などがメリットですね。
すでに活動中の人気のアーティスト向けと言えるでしょう。
また、ライブを記念したグッズなどを別に販売することで、さらに収益が得られます。

またclusterには、Vアイテムと呼ばれる投げ銭機能もあります。
元々Vtuberとして活動していたアーティストなどは、すぐに収益を得られるでしょう。

 

デメリット

  • リアル>メタバースと考える人がまだ多い
  • 人気・知名度のないアーティストには難しい
  • 有料チケットは個人向けには公開されていない

ライブチケット販売には、これらのデメリットがあります。
人気のあるアーティストでないと、大きな収益化は難しいです。

個人の方にはそもそも機能がリリースされていないため、法人様限定の方法でもあります。
clusterでは規約上NGですが、
ほかのプラットフォームで公式の機能以外を使い、チケット販売することは一応可能。

しかし、客の入りが悪いとイベント自体がさみしい雰囲気になってしまいますよね。
やはりチケット販売は、人気のアーティスト向けの方法です。

しかしご安心ください。
収益化の方法はまだまだあります。

 

リアル世界のグッズを販売する

これもリアル世界で定番の方法です。
受け入れられやすいだけでなく、
「このアーティストを応援したい!!」
という”古参となるファン”には、刺さるでしょうね。

clusterの規約では、公式の機能以外を使った収益化はほとんどが禁止です。
しかし、「ライブハウスが所有するコンテンツ以外」を使ったグッズに関しては、禁止することができません。
これはリアル世界のライブでもそうですよね。
たとえコピーバンドでも、オリジナルグッズで収益を得ることが可能です。
※音源などは著作権法に関する手続きが必要

 

メリット

  • すでに普及している収益化方法なので、受け入れられやすい
  • ある程度の人気や将来性があれば、すぐに収益化しやすい

駆け出しのアーティストであっても、
周りが期待するようなパフォーマンスができれば、購入してもらえる可能性は高いです。

 

デメリット

  • 場合によっては赤字になる
  • 場合によっては手間がかかる
  • どれだけ収益が得られるかは人気・期待度次第

「1ロット300個発注して、タオルを販売する」
といった場合、売れなければ在庫となり赤字になります。

しかしこれはやり方次第ですね。
たとえば「SUZURI」というサービスを使えば、非在庫販売ができます。
デザインをデータで送り、注文された分だけ製造・発送までしてくれるサービスですね。

まずは非在庫販売から始めるのが、リスクが低いです。

 

NFTを販売する

去年の秋ごろからなにかとニュースになったNFT。
ハードルが高く思われがちですが、実は誰でも発行することが可能です。

NFTは所有できるデジタルデータです。(ざっくり説明すると)
メタバース世界の限定グッズにぴったりの収益化方法と言えるでしょう。

「暗号資産(仮想通貨)を扱わないと購入・発行ができない」
と言われたのは以前の話で、
現在ではLINE NFTなどでクレジットカード決済が可能です。

「将来的に高い価値のあるNFTに育てたい」
と思うのなら、イーサリアムなどのパブリックチェーンがおすすめです。
永続性やTwitterアイコンなどどこでも使える点から、もっとも普及していく可能性が高いのがイーサリアムチェーンです。

まだまだ成長産業のNFT。
メタバライブWorksもここは日々研究しており、実際にNFT販売もしています。

>>>外部リンク:NINJAメタバイブ opensea

NFT界との関わりも深いので、手の届かないNFT界隈にあなたのNFTを宣伝することもできます。
(ちなみに埋め込みツイートのBig Hat Monkeysさんは、メタバライブWorksサポートのライブに出演しています)

メタバースライブはネット完結するイベントですから、NFTの相性は抜群に良いです。
好きなアーティストのグッズを自慢する場所も、やはりネット上になりますからね。

 

メリット

  • 大きな収益化につながる可能性がある
  • コストがほとんどかからない(決済手数料のみ)
  • 成長産業なので、伸びしろがある

これらがメリットになります。
特に音楽NFTはまだ未開発の部分が大きいです。
チャンスを掴むのは、あなたかもしれません。

 

デメリット

  • パブリックチェーンはハードルが高い
  • ブロックチェーンによっては、売れても赤字が出る可能性がある
  • まだ浸透しておらず、短期的な収益は得られにくい

これがデメリットとなります。

しかし、メタバライブWorksは、
「メタバースが創る音楽の可能性」
を常に研究し、また自分自身でも挑戦しています。

赤字をほぼゼロにする方法や、界隈とのつながりを活かしたマーケティングもできます。
お気軽にご相談ください!

 

web3プラットフォームで、広告収益を得る

もっともハードルの高い方法なので、参考までに。
「web3」または「web3.0」と呼ばれる、
“所有できるメタバースの土地”を使って広告収益を得る方法です。
これはまだ誰も実現していない方法。

たとえばclusterは「web2プラットフォーム」です。
すべてのワールド・イベントはクラスター社が所有しているので、
勝手に広告を張りつけることは禁止されています。

しかしweb3プラットフォームであれば、土地はあなたのものです。
リアル世界のライブハウスと一緒ですね。
価値のある土地に育てたなら、半永久的に価値を生み出し続けるでしょう。

メタバースの土地は数百万しますが、もちろん「借りる」ことも可能。
地主と契約して、土地の使用料を払ってライブを主催することができます。

まだ早すぎる話ですが、参考にまでに。

来たる未来に備えて、メタバライブWorksはweb3プラットフォームを随時調査しています。
メタバライブWorksも地主とつながりがありますので、
挑戦してみたい方は、お気軽にご相談ください。

 

メタバースイベントのご相談をお待ちしております

メタバライブWorksは多くのサポート実績があります。
アーティストひとりひとりのニーズに合わせたご提案をいたしますので、
なんでもお気軽にご相談ください!